スズランのことをアイヌ語で「チロンヌプキナ(狐の草)」「ヌプキナ」「シタプクサ(犬のギョウジャニンニク)」等といいます。スズランの葉は一見ギョウジャニンニクにそっくりですが、全草に猛毒があるので”ギョウジャニンニクに化けた草”という感じでしょうか。宅の庭にもギョウジャニンニクとスズランが植わっていますが、ギョウジャニンニクを採るときは独特の匂いを確認してスズランと間違わないよう気をつけています。 写真はドイツスズランですがチロンヌプキナは日本スズランを指しています。日本スズランは道内の山地などに自生しており、平取町には日本最大の野生スズラン群生地があります。
