フキノトウはアイヌ語で「マカヨ」や「コロコニ」などと呼びます。内地のフキノトウと違ってエゾフキは野球ボールほどの大きさがあります。アクが大変に強く現在はほとんど食べられていませんが、アイヌはフキノトウを焼いたり煮たりして食べていたそうです。根を煮出した汁を薬代わりにもしていました。また夏には大きな傘くらいになる蕗の葉で物を包んだり蓋にしたり、そのまま傘にすることもあったといいます。
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