エンレイソウにはミヤマノエンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、エンレイソウなど数種類があり、すべてが北海道に自生しています。写真はオオバナノエンレイソウ(別名シロハナエンレイソウ)。初夏の林の底を白く染めて咲く姿は風情があります。 エンレイソウはアイヌ語で「エマウリ(=実)」「キナエマウリ(=実の草)」「クンネキナエマウリ(=黒い実)」 などといいます。花の後にできる黒っぽい実は食用になることから、そのように呼んでいたのでしょう。花が終わると3枚葉の中央にぽつんと1つ実がつきます。
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