エンレイソウにはミヤマノエンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、エンレイソウなど数種類があり、すべてが北海道に自生しています。写真はオオバナノエンレイソウ(別名シロハナエンレイソウ)。初夏の林の底を白く染めて咲く姿は風情があります。 エンレイソウはアイヌ語で「エマウリ(=実)」「キナエマウリ(=実の草)」「クンネキナエマウリ(=黒い実)」 などといいます。花の後にできる黒っぽい実は食用になることから、そのように呼んでいたのでしょう。花が終わると3枚葉の中央にぽつんと1つ実がつきます。
![](http://ainu-monyou.com/wp-content/uploads/seson/season-006.jpg)
エンレイソウにはミヤマノエンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、エンレイソウなど数種類があり、すべてが北海道に自生しています。写真はオオバナノエンレイソウ(別名シロハナエンレイソウ)。初夏の林の底を白く染めて咲く姿は風情があります。 エンレイソウはアイヌ語で「エマウリ(=実)」「キナエマウリ(=実の草)」「クンネキナエマウリ(=黒い実)」 などといいます。花の後にできる黒っぽい実は食用になることから、そのように呼んでいたのでしょう。花が終わると3枚葉の中央にぽつんと1つ実がつきます。
関連素材
ミズバショウはアイヌ語で「イソキナ(=熊草)」や「パラキナ(=広い葉)」等といいます。イソキナ=熊草はヒグマがこの草の根を掘って食べるからだそうです。ミズバショウの幅広い葉は茣蓙を編んだり物を包むのに …
ザゼンソウはミズバショウと同じサトイモ科の植物。花の形を座禅を組んだ達磨大師に見立てたことから、座禅草や達磨草の名があります。春先に雪解けの水が流れる明るい湿地などで見かけますが、枯れ草と紛れやすい色 …
フキノトウはアイヌ語で「マカヨ」や「コロコニ」などと呼びます。内地のフキノトウと違ってエゾフキは野球ボールほどの大きさがあります。アクが大変に強く現在はほとんど食べられていませんが、アイヌはフキノトウ …
オオヤマザクラ(通称エゾヤマザクラ)はソメイヨシノに比べると少し花が大きく、ピンク色も少し濃いのが特徴です。北海道の桜はゴールデンウィーク頃から道南で開花が始まり、5月下旬にかけて北上していきます。道 …